騙された!でも未遂に終わった私の体験談①

人はなぜ騙すのか。周囲の環境に流されて、騙すことが普通になっている人もいますが、贅沢三昧したいが故のお金がほしいからっていう理由が妥当でしょうね。

でもね、騙された側はショックだし、人間不信にもなるんですよ。だって私ら性格真っ直ぐで正直者ですからね。ふんだっ!
ここでは今までに私が詐欺師やらそうじゃない普通の人から騙された体験談を5回に分けて紹介します。いえーい!

「こいつアホやなぁ」と笑い飛ばすも良し!
「明日は我が身」と参考にしてもらうも良し!

負け惜しみではないですが、騙されたことに悔いはないです。だって、こうやってブログにネタとして提供し、みなさんのお役に立てる日が来たのですから。ほっほっほっ。ま~騙されて良かったなんて一ミリも思いませんが、人生いろいろあった方が学びになりますし、なかなかなスパイス投下で私の人生は味あるかたちに仕上がってってます。(笑)


~アメリカ移民ビザ詐欺編~

あれは、半年のイギリス語学研修から日本に戻ってきてしばらくたったころ。海外への憧れを強く持っていた25歳の時。私は短大卒なので、海外で働くには4年制大卒の学位がないため、労働VISAの申請もできず絶望的な状態でした。あ~こんな時に大卒って強いのね。。と短大へ行った自分を恨みつつ、何かないかね~と模索していたところ、グリーンカード抽選プログラムという制度があることを発見。DVビザと呼ばれているもので、アメリカが認めた国籍の応募者に対し、毎年秋にDVビザの抽選を行うという。移民ビザなので、既にアメリカに移民として多い国籍の国(イギリス、中国、メキシコ等)は含まず。

そして応募するにはどうしたもんかと調べていたら、ビザ申請を代行してくれている斡旋会社があることを知りました。

ここで日本の斡旋会社を選んでおけば良かったものを・・何も深く考えず、アメリカの斡旋会社に申し込みました。インターネットでポップアップで出てきたフォーマットに名前と電話番号とメールアドレスを入力してボタンをポチっと。
今考えれば、怪しさ100倍ですが、当時はこれが主流のスタイルだった(気がする)ので、特に怪しくも感じることなく、しかもたったそれだけで申請完了だと思い込んでいました!

アホですね。

当選したら、斡旋会社から「個人情報の詳細教えてください」ってメールがくるかな~と呑気に構えていたら、国際電話 from USAキター!!!

中国語訛りのある女性のオペレーターが、流暢な英語でなにやら難しいことをしゃべっていました。私、イギリスに半年留学していたとは言え、そんなビザ手続きについての深い話は難しくてよーわからんのですよ。しかもなんで英語よー。

(´;ω;`)ウゥゥ ←いや、アメリカの斡旋会社に申請したのはお前じゃ。

分からないながらも、聞き取れたところは

「これから申請する手続きをするので、200ドル支払ってください。」

・・・ へ?ビザ通りました!おめでとう!じゃないの?申請これからすんの?

・・・ てか、高くね?

いや~!高いっしょ!だって日本の斡旋会社ですら6,000円くらいでやってくれるという相場は知ってるし。しかも日本語で!(あたぼーやw)

でもまさか自分が相場よりも高い額を吹っ掛けられるなんて!!!とドキドキしながら「でも高いから~。当たる保証もないし~。」と電話切りゃいいのに、のらりくらりとかわしていたら、今度はボスらしきアメリカ人男性が電話を代わって、Rの強いアメリカンアクセントの超超超早口英語でまくし立ててきた。こちらも要約すると

「まずは申請手続きに200ドル払って」
「更にビザが貰えた場合の後の手続き保証を付けたければ追加で500ドル払って」
「どうすんの?払うんでしょ?200?700?どっち?」

滅茶苦茶やん?はよ電話切りなさいよ!って思うでしょう?でも人ってパニクると焦って冷静になれず、一刻も早くこの会話を終えて、このストレスから解放されたい!と思うものです。振り込め詐欺と同じ心理状態ですね。

「トゥ・・トゥーハンドレッド・・」言ってもーた。

そして、「カード番号教えろ」と言われるがまま、つらつらと教え、切電。

もうね、電話切った直後の安堵感といったら!
寿命1年縮まったんじゃないかってくらいビビってました。

でも電話を切った後、、、1時間、2時間と経つにつれ、やっぱおかしくね?という不信感。そして、あいつ私の英語力知った上であんなにまくし立てやがって!という怒りがふつふつと湧き上がり、200ドルやっぱ高い!金は絶対渡してなるものか!あんなやつに!許すまじ!となりました。(笑)
もしかすると、斡旋会社の人が親切丁寧に対応いただけたら、たとえそれが詐欺であれ、200ドル払ってたかもしれません。ただ、今回のバカ野郎アメリカンは(私もバカだったけど)、マジ失礼!「カード番号教えろ」だとー?なんで客の私がお前に命令されなあかんねん!人に優しくって基本やん?道徳の授業でも習ったやん?ひたすら早口の英語をなんとか聞き取ろう、会話しようと頑張って、失礼にならないように努めていたのに!せめてPleaseつけろや!

日本人なめんな!(-_-メ)

ということで、翌日早速カード会社に電話して、不正利用をこれからされる可能性があるのでということを伝え使用停止にしてもらいました。カード会社の方、お手数かけてしまい、面目ねぇ。

ネットで調べたら、私と同じ目に遭っている日本人の方がいました。斡旋会社の名前をお伝え出来たらよかったのですが、もうずいぶん前の話なので忘れていしまった。。潰れててほしい。

ひょっとすると、高い金額以外の面ではちゃんと申請手続きはしていたのかもしれませんが。。潰れててほしい。

在日アメリカ大使館のホームページにもDVビザ詐欺の注意喚起がされていました。

斡旋会社を通すとどうしても手数料がかかってしまいますが、WEBで直接申請すればもちろん手数料はかかりません。英語もそこまで苦手意識がなければ、特別難しい申請方法でもないので個人的にはこちらをお勧めします。苦手な方は、信頼のおける”日本”の斡旋会社をご利用くださいね^^

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